オーダースーツをつくるときの4つのポイント
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オーダースーツは既製品と比べると高価で高級なイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。しかし、既製品などで体にフィットしていないスーツは見栄えも悪いうえに型崩れしやすく、さらに安価なものは安い生地が使われているため、長い年数着用するには不向きです。
スーツだけではなく洋服の着こなしの基本は、きちんとサイズがあっているかどうかです。体にフィットしたスーツは見栄えも良く、第一印象がぐっと良くなります。またきちんとした生地でつくったスーツは手入れすることで10年以上着られるので、買い替えのコストがかからず、結果的にコストパフォーマンスに優れます。
スーツをオーダーするのは敷居が高く感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、基本的なポイントをおさえるだけで誰でも自分だけの納得の一着をつくれます。以下の基本的な情報やポイントをチェックし、結婚式やフォーマルな場だけではなく、普段の仕事でも使えるワンランク上のスーツをオーダーしてみませんか。
生地選びのポイント
オーダースーツをつくるときの醍醐味のひとつ、生地選び。せっかくオーダーで世界にひとつだけのスーツをつくるからには、スーツの生地にもこだわりたいところです。生地には高級なものから手頃なものまでさまざまな種類があり、オーダースーツと既製品を差別化するための大きなポイントとなります。
スーツ用の生地の素材は大きく分けて2つ、天然繊維と化学繊維です。
天然繊維はウール100%がもっともポピュラーで、メリノウールやタスマニアウールといった種類があります。その次に有名なのがシルク。シルク混の生地の特徴は美しい光沢やなめらかさで、高級感や上品さがあるところです。シルク混の生地でつくられたスーツは、結婚式やフォーマルなパーティなど華やかな場で非常に映えます。その反面、水や摩擦に弱く傷みやすい生地ですのできちんとしたメンテナンスが必要です。
その他にも、リネンやカシミアといった季節感のある素材の生地があります。
化学繊維は、ポリエステル混の生地が一般的です。比較的安価な既製品によく使用されており、特徴としては丈夫で型崩れしにくいといったところです。ただしウールに比べると着心地が少し硬く、一度シワがつくと取れにくいといった特徴もあります。
また、ポリエステルやキュプラ、ナイロンといった化学繊維の素材は、スーツの裏地によく使われています。その中でもキュプラは、通気性がよく蒸れにくいので、裏地におすすめです。
他にも知っておきたいのは、生地を選ぶ際に重視される生地の産地です。オーダースーツの場合、ほとんどがイタリア産、イギリス産、日本産のどれかでつくられます。それぞれの大まかな特徴は以下の通りです。
イタリア産生地
生地が柔らかく艶があり、肌触りが滑らかなのが特徴です。また、柄のバリエーションが豊富で、きれいな色のものも多く、オーダースーツでは1番人気があります。
イギリス産生地
双糸と言われる2本撚り合せた糸で織られた、硬めでハリがある生地が特徴です。その分耐久性が高く、長く着られるスーツがつくれます。色柄はトラディショナルなものが多く揃っています。
日本産生地
生地の風合いや着心地の硬さなどは、イギリス産に近いものが多いです。比較的安価な生地が多く、コストパフォーマンスに優れているのも魅力のひとつです。日本の四季にあわせた機能性重視の素材などもあります。
また、クォーターインではインポートブランドの生地も多数取り揃えております。生地の在庫などについては、お気軽にお問い合わせください。
・スキャバル(Scabal)
・ロロ・ピアーナ(Loro Piana)
・ドーメル(DORMEUIL)
・ドラゴ(DRAGO)
・ピアツェンツァ(PIACENZA)
・カノニコ(CANONICO)
・レダ(REDA)
・クリソルド(Clissold)
・アンジェリコ(ANGELICO) など
・ロロ・ピアーナ(Loro Piana)
・ドーメル(DORMEUIL)
・ドラゴ(DRAGO)
・ピアツェンツァ(PIACENZA)
・カノニコ(CANONICO)
・レダ(REDA)
・クリソルド(Clissold)
・アンジェリコ(ANGELICO) など
採寸のポイント
スーツをオーダーする際にかならず必要なのが採寸。正しく体のサイズを測ることで、自分の体型にフィットしたスーツがつくれます。逆に言えば、採寸が間違っているとせっかくオーダーでつくっても、着心地が悪くあまり見栄えがしないスーツになってしまう可能性もあります。以下のポイントをおさえておきましょう。
自分で測らない
オーダースーツの採寸箇所はおおよそ数十か所です。ネット通販でオーダースーツをつくる場合などは、自己採寸になりますが、ひとりではきちんと測ることがなかなか難しく、正確な数値でオーダーできません。オーダースーツにおいて採寸は非常に大切な工程です。高品質なオーダースーツを仕上げたい場合は、かならず店舗でプロのスタッフから測ってもらうようにしましょう。
薄手の服で
体の各部が測りやすいようにできるだけ薄手の服を着て採寸しましょう。できれば実際にスーツのときに着るワイシャツを着て測るのがおすすめです。また、パンツのサイズを測る際には革靴を履いてから行うようにしましょう。
クォーターインでは、経験豊富なスタッフが仕上がりのフィット感などお客様ひとりひとりのご希望に合わせて、ていねいに採寸・対応いたします。初めてオーダーされる方でも安心してお任せください。
デザインのポイント
スーツやジャケットをオーダーするときは全体のシルエットだけではなく、各パーツのディテールにもこだわりましょう。ボタンや襟(ラペル)、ポケットの形状が違うだけで、スーツの印象はまったく変わります。好みのデザインを見つけてオーダーしてみましょう。
ボタン
スーツのボタンで代表的なのは水牛です。高級感があり、ワンランク上のスーツの見栄えになります。水牛のボタンは、黒以外にも茶色や乳白色といった色もあり、色によって値段も違います。他にもナットボタンや、ドレスシャツなどでよく使われる貝ボタンなどもあります。ボタンひとつで印象ががらっと変わりますので、ジャケットの素材や色にあわせて選んでください。
襟(ラペル)
襟(ラペル)は、スーツの中でももっとも目につきやすい部分で、デザインや印象を左右する重要な部分です。形状は大きく分けて2つ。定番のノッチドラペルと華やか雰囲気のピークドラペルです。ノッチドラペルはシングルスーツなどの一般的なスーツによく使用され、ビジネス用などの定番のスーツにおすすめです。一方のピークドラペルは襟先が上を向いているダブルスーツによく見られる形で、ドレッシーな印象を与えます。結婚式などフォーマルな場所で着るスーツにおすすめです。
また、ラペルの幅もスーツのスタイルによって変わります。一般的に、幅が狭いとシャープなイメージ、幅が広いとトラディショナルなイメージです。スーツのシルエットに合わせてオーダーしましょう。
また、ラペルの幅もスーツのスタイルによって変わります。一般的に、幅が狭いとシャープなイメージ、幅が広いとトラディショナルなイメージです。スーツのシルエットに合わせてオーダーしましょう。
ポケット
スーツのポケットは既製品の場合あまり気にしたことがない人が多いのではないでしょうか。通常のスーツのジャケットの場合は、フタ付きのポケット(フラップポケット)が一番多く選ばれています。さらに片方のポケットの上に小さなポケットがついたものが、チェンジポケットです。ブリティッシュスタイルのスーツでよく見られる仕様です。
他にも、斜めに付いているスラントポケットや、フタが無いタイプのノーフラップポケットなどがあります。
他にも、斜めに付いているスラントポケットや、フタが無いタイプのノーフラップポケットなどがあります。
パンツ・スラックス
まずはタックについて。最近は、ノータックやワンタックが人気ですが、クラシックなものやトラディショナルなものではツータックのスラックスも見かけます。スリーピーススーツの場合はツータックのスラックスが定番です。
次のポイントは裾のデザイン。既製品でも裾上げのときにシングルかダブルかを選ぶと思います。基本的に丈が短めの場合はシングル、ゆったりとした長さの場合はダブルとなります。好みで選びましょう。
また、わたり幅と裾幅のバランスによってパンツのシルエットが変わります。ストレートやテーパードなど、こちらも好みで選びましょう。
次のポイントは裾のデザイン。既製品でも裾上げのときにシングルかダブルかを選ぶと思います。基本的に丈が短めの場合はシングル、ゆったりとした長さの場合はダブルとなります。好みで選びましょう。
また、わたり幅と裾幅のバランスによってパンツのシルエットが変わります。ストレートやテーパードなど、こちらも好みで選びましょう。
縫製のポイント
近年、オーダースーツがつくれるお店は増えてきました。従来の洋品店や紳士服販売店の職人によるオーダーメイド。大手スーツ量販店やインターネット専門店による比較的安価なイージーオーダーのものなど多数のショップがあります。それぞれメリットやデメリットなどいろんな特徴があります。
その中でも大きな違いが縫製です。比較的安価なものは中国やベトナムなど海外での縫製が多く、その分納期まで時間がかかります。また、クオリティに関しても日本製に比べて劣る部分が多く見られます。
一方、国内での縫製は仕事が丁寧で仕上がりの美しさが違います。特に、熟練の職人がつくるスーツは立体的で体にぴったりフィットし、着心地の良さといったクオリティは目をみはるものがあります。また、細かい部分まできちんとつくられていますので、長く愛用できる一着に仕上がります。その分、値段も高くなりがちですが、長年着られるので結果的にお得となる場合が多いです。
その中でも大きな違いが縫製です。比較的安価なものは中国やベトナムなど海外での縫製が多く、その分納期まで時間がかかります。また、クオリティに関しても日本製に比べて劣る部分が多く見られます。
一方、国内での縫製は仕事が丁寧で仕上がりの美しさが違います。特に、熟練の職人がつくるスーツは立体的で体にぴったりフィットし、着心地の良さといったクオリティは目をみはるものがあります。また、細かい部分まできちんとつくられていますので、長く愛用できる一着に仕上がります。その分、値段も高くなりがちですが、長年着られるので結果的にお得となる場合が多いです。
クォーターインのオーダースーツは、採寸から仕上げまで日本屈指の職人たちによってつくられます。目に見えない細部まで妥協せず、ひとつひとつ手作りで丁寧に仕上げられていますので、着心地のよさはもちろん、ずっと型くずれせず長く着られます。
結婚式やフォーマルな場所だけではなく、普段の仕事でも使えるワンランク上のクオリティのオーダースーツ。他人とは一味違う、世界に一着しかないあなただけのオーダースーツをぜひつくってみませんか?
オーダースーツやフォーマルスーツのことなら、クォーターインに何でもお気軽にご相談ください。
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quarter-inn (クォーターイン) 本店
〒871-0058 大分県中津市豊田1丁目12-8
TEL.0979-22-7667・FAX.0979-22-7668
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